れおんでは、7月1日から、新しいスタッフが加入し
ボランティアの方のお手伝いなどもあり、活気?づいてきています?
れおんには、本当に皆さん様々な背景や理由があり、こちらにやってきます。
先日は、大食いチャンピオンを目指し、本州に行ったがうまくいかず
故郷の北海道に戻ってきた!という方もいらっしゃいます。
昨日は、その方を故郷にお届けするため、片道4時間くらいかけて行ってまりました。
以前は、大阪にいたが、雨が嫌になり、札幌に来たという方も・・・。
列車が好きだから、列車に乗って北海道にきました・・・。
などなど、一瞬、「えっ?」というような、理由でも
よくよくお話をお聞きすると、ご本人・ご家族が色々な問題を抱えていたりします。
最近、2週に1回くらいれおんにお邪魔しています。
昨日、れおんに行くと、ボラティアの女性が
住んでいる方々と、一緒にスーパーに買物に、
一緒に夕食の準備をしてくれていました。
就労というのはひとつ大切なゴールとは思いますが、
就労しても、お金の管理ができないと結局は破綻し、元の生活に戻ります。
お金の管理だけでなく、家事や入浴などなどもまた、同様です。
就労とそれを支える「生活」が非常に重要になるのです。
れおんは協同生活の場なため、生活の中で折り合いをつけていかなければいけません。
例えば、夕食のメニューや、入浴時間、テレビのチャンネルなどなど
細かいことではありますが、ひとつひとつに、話し合い・譲り合い・折り合いが必要です。
れおんが出来たのは、平成23年8月1日です。
もうすぐ4年になります・・・
当時、大切にしていた「生活」に関するお手伝いは・・・
複雑な問題を抱えた方が多いため、いつの間にか、
よくある専門性に私たちスタッフも憧れ、
知らず知らずに「大切なこと」を
おろそかにしていたのかもしれません。
どんなに素晴らしい制度も、
どんなに素晴らしい支援者も
一緒にご飯を作って、食べた人には勝てません。
ではでは・・・
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